すぐにわからないから、面白い。

生け花は、SNSの世界とは随分性格の異なる世界のように感じる。

トレンドで、写真映えする大量の情報が、すごいスピードで流動していて、文字と画像と短い動画で瞬時に情報が渡させて、一瞬でわかった気になるSNSの世界。そんな瞬間的な情報が、次から次へと押し寄せて来るから、スライドしながら、頭も中も右から左へ流れていくような気持ちになる。

このすごいスピード感で、わかりやすい情報が集まった世界と比べて、生け花って、学んでも学んでも、その先にずっと「わからなさ」みたいなのがある。

何か、とてつもなく深みにはまってしまったようで、お稽古を重ねるほどに、今まで見えなかった新しい景色が見えてくる。それでも、ずっと完全にクリアになる、ゴールみたいなものは見えない。

今の私にわかるのは、果てしなく続く道があるってコトと、もっと知りたい!見たい!学びたい!わかりたい!って思ってるということだけ。

生け花は、一瞬で手に入るような代物ではないのだろう。

この「わからなさ」を抱えたままで、探求することが、生け花への敬意なのかもしれない。

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